学習プログラムの内容と学習目標

■ セミナー4 ■

※前提条件:セミナー3 受講

頭蓋底と全体の反映

セミナー4では、生命力の表現と全体性への志向を維持しながらも、伝統的アプローチの学習を行ないます。出産時のファクターの影響、トラウマの影響、頭蓋と骨盤のパターンに関係する臨床的問題が紹介されます。

蝶形後頭軟骨結合(SBJ)は、第一次ミッドラインの自然のファルクラム(支点)であり、生理学的補償作用が起こる余地があります。そのため、SBJは個人の履歴を反映したものとなります。

このセミナーでは、受講者は頭蓋底の様々なパターンと、頭蓋底の顎関節と骨盤との関係に働きかけるツールを学びます。

 

●学習内容

  • 不活性のフォースと、大後頭孔と頚静脈孔に対するその影響
  • 静脈洞と排出
  • 頭蓋底の生理学と解剖学
  • 側頭骨、後頭骨、蝶形骨の伝統的力学関係
  • SBS(蝶形後頭軟骨結合)のパターン
  • 頭蓋底との関係における、骨盤と仙骨
  • 顎関節
  • 固有のトリートメントプラン 3

 

●セミナー4の学習目的

セミナー4の履修後、以下のことができることを目指します。

  • 液の停滞を認識し、排出と流れを促進する
  • 生理学的な頭蓋底のパターンを知覚、認識し、そのパターンを解消する
  • 頭蓋と骨盤の関係を理解し、それに働きかける
  • 下顎骨に働きかけることで、関係する顎関節の問題の解消をサポートする