学習プログラムの内容と学習目標

■ セミナー1 ■

※前提条件:イントロダクションコース 受講

タッチに入る−安全な治癒的関係を築く

セミナー1は、リソースとヘルス志向です。セミナーのテーマは、プラクティショナー(施術者)の在り方と知覚の開発です。人間の身体が持つヘルスと、その現われである第一次呼吸と適切に関わるのに必要な技術を学びます。

私たちひとりひとりの内側にある生命力を促進し、生命の、そして肉体的、精神的存在としての私たち人間の可能性のより十全な表現を促すことに強調が置かれています。

 

●学習内容

  • クラニオセイクラルワークの歴史と発展
  • ファルクラムとプレゼンス(ただ「いる」ということ)
  • プラクティショナーの在り方
  • 安全な関係性のフィールドを確立する
  • リソース
  • 知覚、傾聴の技術を発達させる
  • ヘルスのマトリックス(健康の基盤)
  • 第一次呼吸システムとバイオダイナミックの原理
  • ブレス オブ ライフ(生命の呼吸)
  • 第一次呼吸とその現われ
  • 第一次呼吸のメカニズム、解剖学と生理学
  • 神経頭蓋
  • 一般的傾聴のハンドポジション
  • スティルネスへと落ち着いていくこと

 

●セミナー1の学習目標

セミナー1の履修後には、以下のことができることを目指します。

  • 治癒的な関係性の中で、触れるために、また境界線を築くためにクライアントと交渉すること
  • 安全で敬意に満ちた治癒的環境を築くこと
  • リソースの原理にアクセスし、それを利用して自己調整をサポートすること
  • 耳を傾けるためのさまざまなハンド ポジションを練習すること
  • 身体システムの中のヘルス(健康)を知覚、認識すること
  • 全体性と再生に向けて、スティルネスをサポートし、招くこと